自分に合った学習方法を選択

学校への通学をはじめ、泊まり込みでの合宿研修、ネットでの学習、DVD教材での自習など様々な学習形態があります。

それぞれ特徴があり、それにうまく合った人には大きな力となってくれます。
しかしすべての学習法には長所がある半面短所もあり、あらゆる人に適する学習方法はありません。

学習成果を上げるには、教授法や教材の良し悪しだけでなく、自分に合った学習法をうまく選択することが重要になります。

大雑把にわけると、スクールへの通学,家庭教師,通信教育,独学・自習といったところでしょうか。
簡単に長所と短所を見てみましょう。

スクールへの通学

普通の小中学校や高校、専門学校、大学などをはじめ、予備校や英会話教室など、昔からある集合教育の形態です。

大きな教室で、前に黒板(最近はホワイトボードが多いですが)があり、先生が壇上で講義をする形が基本です。

一度に大勢を教えられるので教える側にとっては効率がいいのですが、どうしてもクラス全体の平均レベルに合わせた授業になってしまいます。

また、先生も生徒一人ひとりの理解度を把握するのが難しく大勢の中で質問がし難いという生徒もいます。

この点を改善する為、最近ではグループを少人数にしたり、能力別のクラス編成にしたりといったことがおこなわれています。

もう一つの短所は、生徒にとっては決められた日時に決められた場所に行かねばならず、学生のように勉強に専念できる人ならともかく、仕事優先の社会人には利用しにくいという面があります。

通いたいけど、近くに適当なスクールがないという場合も多く、ロケーションによっても大きな影響を受けます。

もちろん長所もあります。

目的が共通した生徒が一カ所に集まるので、勉強に打ち込む雰囲気が出来、いい意味でのライバル意識も刺激されます。

ライバル意識と同時に仲間意識もあり、修了後もつきあいが続くような友人ができる場合もあります。

家庭教師

受講生に合わせた柔軟な教授ができるので、その意味では大変優れているといえます。

しかし先生を専有するわけですから、費用面でそうしても高額になってしまうことは避けられません。

高校受験や大学受験の家庭教師を依頼すると、学生のアルバイト先生の場合が多くあります。

学生だからダメというわけではなく、むしろ直近に自信が体験した直後でもあるし世代も近いので、いい面もたくさんあります。

しかし、一般敵に、質問があったら教える、わからないところだけ教えるという教授法をとる場合が多く、教えてもらい方が何を勉強すればいいのかを明確に自覚していないと、かんじんなところを教えて貰えないということにもなりかねません。

また、いい先生が近くにいるかどうかという問題もあります。

通信教育

昔は通信教育というと、小包で送られてきた教材にそって自習し、理解度チェック用のテストの答案を郵送したものを採点して送り返してもらうというパターンでした。

この形式の通信教育は今でもありますが、主流はインターネットを利用したものに移ってきています。

メールを利用したもの、専用ソフトを使うもの、ブラウザーで見るものなど細かくわければいろいろあります。その中で、現在最も多いとおもわれるインターネットでビデオ映像を配信する形式と、今後広く利用される可能性のあるE-ラーニングおよびオンライン双方向学習については、章を改めて書きます。

独学・自習

これも昔からあるというか、大昔はこれしかなかったのでしょうが、その教材も一昔前の紙のテキストから音声の入ったCDや映像ビデオの入ったDVDなどに変わってきています。
CDやDVDといっても、テキストがあるものが普通です(無いものもあります)。
そのテキストですが、横着なのは「pdfで送るから端末で読むか、紙で欲しかったら自分で印刷しろ」みたいなものもあります。
大切なのはその内容ですからそれでもいいのですが、ほとんどは立派に見せて商品価値を高める為、きれいな表紙のついた製本が送られてきます。

話がだいぶ枝葉の方へいってしまいましたが、独学で一番大変なのはそのモチベーションの維持です。

普通ひとつの学問や技術を身に着けようとすると、最低でも数カ月、場合によっては何年もかかります。

その間、すっとコンスタントにモチベーションを保つことは至難のわざで、よほど心の強い人でなければ挫折してしまいます。

そういう時、目的を同じくし悩みや夢を話し合える人がいるかいないかは重要です。

また指導する側としても、そうした原因での挫折を無くす為、ときどきスクールに出かけて講習したりとか、電話やメールなどでサポートしたりといった対策をとっているところが多くあります。

独学を決め教材を選ぶ場合には、そうした点も選択のポイントになるでしょう。

そうした付加サービスは積極的に利用して、自閉症にならないように注意してください。

ICTを活用した学習方法

ICT(情報通信技術)の進歩により、昔は考えられなかったような方法で学ぶことも可能になってきました。

一つは、インターネットで配信される講義のビデオ、もう一つはEラーニング、そして遠隔地の先生と生徒がテレビ電話のような形で結ばれるオンライン双方向授業といったものです。

これらについては、各方法ごとにページを改めて書くことにしたいと思います。

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