TOEIC Test(R) とは

TOEICテストとは、英語を母国語としない人を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストです。
テストは米国ETC(Educational Testing Service)で作成され、日本では(財)国際ビジネスコミュニケーション協会が年8回、全国80都市で公開テストを実施しています。
企業、学校、官公庁などで広く利用され、年間約236万人(2013年)が受験してます。
特に社員の採用や入社後の評価に利用する企業が増えてきており、外資系企業だけでなく、大企業や海外と取引のある企業では社員に一定以上の得点をとることを要求されるようになってきています。

TOEICテストはマークシートによる解答方式で、リスニングとリーディングの問題が出題されます。
公開テストを受けると990点満点で何点というスコアが認定されます。スピーチやライティングが出題されない、ビジネスでの利用を想定しているといった特徴があります。

TOEICの問題構成

リスニングセクション
パート パート名 問題数
PART 1 Photographs 写真描写問題 10
PART 2 Question-Response 応用問題 30
PART 3 Short Conversations 会話問題 30
PART 4 Short Talks 説明文問題 30
小   計

100
リ-ディングセクション
パート パート名 問題数
PART 5 Incomplete Sentences 短文穴埋め問題 40
PART 6 Text Completion 長文穴埋め問題 12
PART 7 Reading Comprehension
 ・Single passage
 ・Double passage
読解問題
・1つの文書
・2つの文書
28
20
小   計 100
合   計 200

では、どれくらいの点数がとれればいいかというと、以下のようなガイドラインが(財)国際ビジネスコミュニケーションの資料として公表されています。

レベル 評価(ガイドライン)
A Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speackerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
860 点
B どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。通常会話は完全に理解でき、応答も速い。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
730 点
C 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。
基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
470 点
D 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手が Non-Native に特別な配慮をしてくれる場合には、意志疎通を図ることができる。
220 点
E コミュニケーションができるまでに至っていない。単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。

470点以上が大学生が就職する際に望まれるレベルとして、おおまかな目安となるでしょう。また全社員が600点以上であることを多くの企業が求めているので、600点を持っていてあたりまえ、語学力を生かした仕事を望むならば、さらにそれ以上の得点が求められると言っていいでしょう。

しかしながら、高得点(あるいは満点)がとれるに越したことはありませんが、TOEICを人事評価にとりいれている企業の中には、得点そのものよりも、自己啓発の意識や努力を重視するところもあります。「私は860点以上なんてとれないから・・・」と諦めずにがんばってみましょう。

この他に、2007年からスタートしたTOEIC SWテスト(スピーキング・ライティング)、
TOEICテストだとちょっと難しいという中高生などにも受けられるTOEIC Brigeテストがあります。
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