社会保険労務士とは

社会保険労務士とは

社会保険労務士というのは社会保険、すなわち労働保険(労災保険・雇用保険)や健康保険・年金などの専門家です。
略して社労士とも呼ばれます。
社会保険労務士法に基づく国家資格で、所管は厚生労働省です。

一般に人を雇用すると、事業主(会社)は従業員をこうした社会保険に加入させなけばなりません。
そして給与からその保険料を預り、事業主が負担する分と合わせて保険者に納めなければなりません。

その手続きというか書類作成が結構ややこしくて手間がかかるんですね。
そうした事業主の社会保険に関する業務をアドバイスしたり手伝ったりする仕事が社会保険労務士の主な仕事です。

事務手続きだけでなく、労働法・年金・安全衛生といった労務管理全般に関するコンサルティングや就業規則などの作成といったこともおこないます。
また付帯業務として、給与計算なども代行する場合があります。

社会保険労務士事務所に勤務するというのがポピュラーですが、法律事務所など他の士業の事務所に労働関係の専門家として勤務する場合もあります。
また企業の総務部や人事部に勤務する場合もあります。
一般にはそうした環境にある人が、キャリアアップの為あるいは必要に迫られて社労士になるケースが多いようです。

社会保険労務士になるには

社会保険労務士になるには、全国社会保険労務士会連合会が管轄し、社会保険労務士試験センンターが実施する社会保険労務士試験に合格しなければなりません。

受験するには受験資格が必要になります。
受験資格にはいろいろあり、学歴によるもの、実務経験によるもの、他の国家資格によるものがあり、全部で13区分が設けられており、その中のいずれか一つを満たす必要があります。

試験科目は

  • 労働基準法および労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法(労災保険法)
  • 雇用保険法
  • 労働保険の保険料の徴収等の法律(徴収法)
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法
  • 労働および社会保険の一般常識

の8科目です。

これらの試験科目は、実務経験等により一部が免除されます。

試験方法はマークシート式で、合格率は年によって変動しますが、概ね10%前後です。

試験の詳細については、全国社会保険労務士連合会試験センターの 社会保険労務士試験オフィシャルサイトをご参照ください。

試験に合格しただけではまだ社会保険労務士としては活動できず、登録する必要があります。
合格者が登録するに際し、実務経験が2年以上必要になります。

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