旅行業務取扱主任者

資格および試験

旅行業者や旅行業者の代理業者(代理店など)は、営業所ごとに一定の資格を持った旅行業務取扱管理者を選任して、旅行の取引条件の説明などの業務の管理・監督を行わせなければならないと、旅行業法で定められています。
その一定の資格とは、国家試験の旅行業務取扱管理者試験に合格した人のことです。

旅行業務取扱主任者は、旅行業を営む企業の営業拠点において、

  • 旅行に関する計画の作成
  • 旅行業務の取扱い料金の掲示
  • 旅行業約款の掲示及び備置き
  • 取引条件の説明
  • 契約書面の交付
  • 企画旅行の広告
  • 運送等サービスの確実な提供等企画旅行の円滑な実施
  • 旅行に関する苦情の処理
  • 契約締結の年月日、契約の相手方その他の契約の内容に係る重要な事項についての明確な記録又は関係書類の保管
  • その他、取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するため必要な事項として観光庁長官が定める事項

といった業務の管理及び監督をおこないます。

旅行業務取扱管理者試験には、総合旅行業務取扱管理者試験国内旅行業務取扱管理者試験の2種類があり、試験については、総合旅行業務取扱管理者試験は日本旅行業協会(JATA)が、国内旅行業務取扱管理者試験については全国旅行業協会(ANTA)が実施しています。

総合旅行業務取扱管理者試験の詳細については、(一社)日本旅行業協会を、
国内旅行業務取扱管理者試験の詳細については、(一社)全国旅行協会 を参照ください。

受験のメリット

資格所持者が不足しているという状況ではないので、旅行業への就・転職の際にこの資格取得を持っていることで大きく有利になることはないようです。
一般の人は、4科目に合格しないといけませんが、旅行会社等で一定期間の実績があれば科目免除が受けられるので、就・転職の為というよりも旅行会社などに勤務していて、キャリアアップのために受験するというケースが多いようです。
もちろん資格を持っていることは良いことなのでプラスではありますし、仕事の為に努力しているという点は評価されると思いますので、旅行業界への就・転職を考えている人は取得しておいて損はありません。いずれは取らなければならないものならば早い方がいいでしょう。

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