土地家屋調査士とは(土地家屋調査士試験の概要)

土地家屋調査士とは

土地家屋調査士は測量及び不動産の表示に関する登記の専門家で、依頼を受けて土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査し、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行います。

土地家屋調査士となる資格を得るには、法務省の職員として登記事務に関わった経験を基に法務大臣の認定を受けるか、法務省が実施する土地家屋調査士試験に合格する必要があります。

そして、有資格者が事務所を置く都道府県の土地家屋調査士会へ入会し、登録を受けることによって土地家屋調査士となることができます。

土地家屋調査士の主な活動場所には、測量会社や土木・建設関連会社、土地家屋調査士事務所などがあります。

日本土地家屋調査士会連合会近畿ブロック協議会作成の土地家屋調査士PR動画です。
どんな仕事をするのかイメージがつかめます。

ちなみに秀吉は1598年に亡くなってますので、この動画冒頭の16XX年にはもういません。お間違いなく(笑)。

土地家屋調査士試験の概要

受験資格は特になく、年令、学歴に関係なく誰でも受験でき、試験は毎年8月第3日曜日に実施されます。

筆記試験と口述試験があり、筆記試験には午前の部と午後の部があります。
測量士、測量士補、一級・二級建築士の資格を持っていれば、午前の部の試験が免除されます。

筆記試験の試験科目は

  • (午前の部) 平面測量と作図で、択一式問題10問と記述式1問です。
  • (午後の部) 民法、不動産登記法および土地家屋調査士法から20問が出題されます。

筆記試験合格後、口述試験を受けなければなりませんが、口述試験に合格できなかった場合、筆記試験合格者は、翌年以降の筆記試験において午前の部の筆記試験が免除されます。

口述試験は11月におこなわれます。

平成25年度の結果では、出願者数 6,017名、受験者数 4,700名で合格者は 412名となっており、合格率は約8.8%です。
受験年齢制限がないにも関わらず、合格者の平均年齢が 39.02歳と高いのが特徴的です。
また、ほとんどの人が午前の部を免除されていることから、測量士(補)や建築士の方がその業務の幅を広げるために取得されるケースが多いと考えられます。

このことからわかるように、土地家屋調査士の資格のみで活動している人は少なく、 関連の他資格と併せて活動している人が多いようです。

試験について、詳しくは法務省の土地家屋調査士試験を参照ください。

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